はじめに
前の記事で書いたとおり、Geminiとのチャット履歴を、丸ごとMuseに渡しました。
Geminiのチャット履歴をMuseに渡す方法|2GB近いファイルに困った話
渡した履歴は、2025年10月から2026年11月までの約13ヶ月分。せっかくなので、Museに分析してもらいました。「主婦がAIをどう使ってきたか」を、数字でふり返ってみたかったんです。
出てきたのは、私の予想以上にくっきりした「活用史」でした。何回かに分けて書いていく、その総括編です。
数字で見る13ヶ月
- 私がGeminiに送ったメッセージ:9,706件
- 会話の数:1,342件
- 1回聞いて終わりの会話:36%。一方で、30件以上やりとりした深い会話も74件ありました
- いちばん長い会話:155件(娘の中国留学をめぐる相談でした)
- よく使う時間帯:午前9〜12時と、16〜17時。私にとってGeminiは「昼間の相棒」でした
- 「ありがとう」を含むメッセージ:145件。我ながら、律儀だなと思います
いちばん面白かったのは、メッセージの長さの変化です。最初の頃は平均368文字の長いお願い文を書いていたのに、最近は60〜80文字の短い質問になりました。
丁寧に説明しないと伝わらなかった時期から、「これで通じる」が分かるようになった時期へ。使いこなしていく過程が、文字数にそのまま出ていました。
時期ごとに変わる、AIの役目
始まりは「自分の分析」だった(2025年10月)
最初は、自分のブログや日記をGeminiに読み込ませて、分析してもらう使い方でした。自分が何を考えて書いてきたのかを、AIに整理してもらっていたんです。
WordPressの家庭教師(2025年11月〜2026年2月)
WordPressを立ち上げた時期は、サイト運営とCSSの質問だらけでした。いちばん多かった2026年1月は、1ヶ月で約1,900件。まさに家庭教師でした。
娘の留学サポート(2026年6月〜7月)
娘が中国へ留学した時期は、カードの準備や現地での困りごとの相談が中心になりました。いちばん長い155件の会話は、この頃のものです。
語学の勉強相手(2026年8月〜10月)
娘の帰国後は、私自身の中国語学習が中心に。例文を1つずつ解説してもらう長い会話が増えました。Geminiの役目は、家庭教師から「勉強相手」に変わっていました。
開発者さんに伝わったらいいな、と思うこと
9,700件も使った一人の主婦の記録は、AIを作っている人たちにとっても、何かの参考になるのではないかと思います。
たとえば私の不満。1つのチャットを長く使いすぎると、だんだんおかしくなってくること。話題が変わると引き継ぎがしにくいこと。これは、使い込んだからこそ分かることです。
逆に、無料の範囲が広かった時期に、主婦がここまでAIを暮らしに取り込んだという事実も、ひとつの記録だと思います。
これから書くこと
この総括編に続けて、時期ごとの話を、少しずつ記事にしていく予定です。
AIとの会話の履歴も、私の「インターネット人生の整理」の一部になりました。
インターネット人生の整理をはじめます|アドセンス不合格を受けて決めた、これからのブログ方針
まとめ
Geminiとの13ヶ月は、分析してみると、私の暮らしの出来事とぴったり重なっていました。サイトを立ち上げ、娘を留学に送り出し、今は中国語を勉強している。その時々に、AIの役目が変わっていました。
会話の記録は、ただのログではありませんでした。暮らしの記録そのものでした。


