【中国留学準備】高校生はクレジットカードが作れない!家族カード1枚+デビット2枚で乗り切った実体験

【15歳・娘の中国留学】まさかカードが作れないなんて…「家族カード1枚+デビット2枚」でなんとか乗り切った話

「留学のカードなんて、直前に申し込めばすぐ届くでしょ」

恥ずかしながら、我が家は本気でそう思っていました。でも実際に動き出してみると、次から次へとつまずくことばかりで、正直かなり焦りました。

もともと地方(田舎)住まいで、スマホ決済にあまり縁のない暮らしをしていたこともあり、渡航まで1ヶ月を切ってからのカード準備は、想像していた何倍も大変な作業になりました。今回は、15歳で中国に留学した娘のために、我が家がどうカードを揃えたのか、そのリアルな記録を残しておこうと思います。

都会と地方、こんなところにも差があるとは

都会で暮らすお子さんなら、電車移動などを通じて日頃からスマホ決済やデビットカードに触れる機会が多いのかもしれません。

でも車社会の地方で育った娘には、そもそも「スマホ決済を使う」という経験自体がほとんどありませんでした。カードそのものの準備だけでなく、アプリの紐付けや使い方の説明から始めなければならず、これがなかなかの大仕事だったんです。

さらに調べていくうちに、中国のアリペイやウィチャットペイには海外発行カード(=VISAやMastercardといった国際ブランドの種類ではなく、日本の銀行やカード会社が発行した、中国から見て「海外」扱いになるカードのことです)の登録が必要で、しかも「1枚だけに頼るとエラーやロックのリスクがある」ということもわかってきました。こうなると、複数枚を用意しておくしかありません。

結局用意したのは「カード3枚」。それぞれ届くまでの日数

15歳の高校生は、基本的に単独でクレジットカードを持つことができません。あれこれ試行錯誤した結果、我が家が用意したのはこの3枚でした。

① 三井住友カード(NL)家族カード[MasterCard]:約1週間
原則18歳以上が対象の家族カードですが、「留学特例」として15歳の娘にも発行してもらえました。親がネットで申し込むのと同時に子供の家族カードも申請する形で、特例対応のため窓口とのやりとりが少し必要でした。3枚の中では一番早く、約1週間で手元に届いています。

国際ブランドについて一つだけ。VISAだけでなくMastercardも組み合わせておくのが安心です。中国ではJCBが使えない場面もあると知って、この点はあらかじめ調べておいてよかったと感じました。

② ゆうちょデビット[VISA]:約2週間
娘名義で以前から持っていたゆうちょ銀行のキャッシュカードを、デビット機能付きに変更してもらいました。申請から届くまでは約2週間ほどでした。

③ ソニー銀行デビットカード(Sony Bank WALLET)[VISA]:約2〜3週間
海外利用時の手数料が安いという情報を見つけて、新規で口座開設から始めました。ただ、口座開設の審査にかなり時間がかかってしまい、渡航日が迫る中で催促のメールを送ることになったのは正直ヒヤヒヤしました。結果的には間に合いましたが、口座開設から始める場合はもっと余裕を持ったスケジュールが必要だと痛感しています。

自動音声との格闘。ちょっとした裏技

カードのことでカスタマーサポートに電話をかけると、「◯の方は1を…」という自動音声案内がぐるぐる続いて、なかなか担当の方につながらないことがありました。

困ってAIに相談してみたところ、「ダイヤル操作をせず、そのまま切らずに待つ」という方法を教えてもらい、試してみたらオペレーターの方に直接つないでもらえました。(※仕様の変更で、今は使えないケースもあるかもしれません)

渡航前にやっておきたい「ロック解除」への備え

日本のカードを中国の決済アプリに登録して使う際、不正利用検知の仕組みでカードにロックがかかることがよくあるようです。

事前に日本のカード会社へ連絡して、海外渡航とアプリ登録の旨を伝え、利用制限をあらかじめ解除しておいてもらうと安心です。我が家の場合、ゆうちょ銀行の制限解除は電話でのみ対応可能でした。

そしてもう一つ厄介なのが、「中国側のアプリからのロック」です。日本のカード会社側をクリアしても、アリペイなど中国のサービス側からロックがかかることがあるようで、どこで問題が起きているのか見えにくいぶん、事前に想定しておくことが本当に大切だと感じました。

しかも困ったことに、アリペイやウィチャットペイは日本国籍の場合、日本国内ではテスト決済ができない仕組みになっています。つまり「本当にこのカードで使えるのか」は、現地に着いてみるまで確認のしようがないんです。事前準備で不安をつぶしきれない部分がどうしても残ってしまうので、この点だけは「行ってみないとわからない」と割り切って、複数枚のカードで備えておくしかないというのが正直なところです。

おわりに:準備は「1.5〜2ヶ月前」から始めるのがおすすめです

高をくくっていた我が家は、渡航1ヶ月を切ってからの準備で生きた心地がしませんでした。振り返ってみると、大事なポイントはこのあたりだったように思います。

  • 15歳でも作れる特例カード(三井住友など)がないか調べる
  • VISAとMastercardを組み合わせて複数枚用意する
  • 口座開設から始めるなら、審査期間も見込んでおく
  • カード会社への海外利用連絡は済ませておく(アプリでの事前テスト決済は日本国内ではできないので、その前提で備える)

これからお子さんの中国留学を控えている方には、我が家のような慌ただしさを味わってほしくないので、ぜひ1.5〜2ヶ月前から余裕を持って準備を始めてみてくださいね。

帰国後にも、忘れずにやっておきたい「後片付け」

渡航前の準備ばかりに気を取られていましたが、実は帰国後にもやっておくべきことがありました。

まず、渡航前にお願いしていたカード会社の利用制限緩和は、帰国したタイミングで一言連絡を入れて、元に戻してもらうようにしました。かけっぱなしにしておくのも落ち着かないので、これは早めに済ませておくと安心です。

それから我が家の場合、中国の電話番号も現地滞在中だけの契約だったため、帰国にあわせて解約しました。ただ、困ったのはここからです。決済に関わるアプリの中には、その中国の電話番号を紐付けたまま使っていたものがいくつかあったんです。番号を解約してそのままにしておくのも気持ちが悪いので、該当するアプリは一つずつ確認して、中国電話番号の登録解除や、登録していたカードの解除も行いました。

とはいえ、すべてがすんなりいったわけではありません。登録したばかりだったせいか、変更や解除の操作ができないアプリもいくつか残ってしまいました。それでも、決済が関わる主要なアプリについては一通り整理できたので、ひとまずほっとしています。

使い終わったからそのまま放置、ではなく、帰国後の「後片付け」まで含めて留学準備なんだなと、今回あらためて実感しました。

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