ブログの手直しにAIを使うようになって、気がついたら、頼む相手によって役割が分かれていました。
文章の相談はClaudeに。WordPressの中での作業はMuseに。この記事は、私なりの「2つのAIの使い分け」の記録です。
きっかけは、ブログの診断でした
最初にClaudeを使ったのは、2025年9月のこと。アドセンスに何度も落ちていたブログを見てもらったのが始まりでした。
そのときの指摘は、かなり本質的でした。私のブログには、「素材配布」のような同じ形式の記事が大量にあって、それが不合格を繰り返す核心かもしれない、と。耳の痛い話でしたが、思い当たることばかりで、そこからブログの作り直しが本格的に始まりました。
それ以来、文章まわりのことは、まずClaudeに相談するのが私の流れになりました。
Claudeに頼むようになったこと
Claudeは、私にとって「文章の先生」です。
たとえば、原稿の推敲。「角が立たないように書き直して」と頼んで、返ってきた文章に「丁寧すぎますね」と言い直して、また直してもらう。そういう細かい往復が、Claudeは得意でした。
箇条書きのメモを記事の形に清書してもらったり、2本の記事を1本に統合してもらったり。タイトル、抜粋、スラッグを考えるのもClaudeです。WordPressに貼るためのHTMLコードにしてもらうことも多いです。
分からない言葉の質問にも付き合ってもらいました。「OGPって何ですか」「投稿者名の表示を消すには」など、初心者の質問に、噛み砕いて答えてくれます。
ブログ以外でも、昔の日記を書き直してもらったり、要約してもらったりと、文章の実験相手になってもらいました。一方で、画像を水彩画風にしてほしい、文章を音声で出してほしい、というお願いは「できません」と断られました。Claudeは文章のAI。その線引きも、使い分けの理由のひとつです。
Museに頼むようになったこと
Museは、「手を動かす相棒」です。
WordPressの管理画面に入って、実際に作業をしてもらえます。見出しの大きさを全記事でそろえる、画像の説明文(代替テキスト)を入れる、重い動画を軽くして差し替える。そういう一括作業は、Museにまとめて頼むようになりました。
公開したページを実際に開いて、直したところが反映されているか確認してくれるのも助かります。vlogや画像を作ってもらうのもMuseです。
正直なところ、WordPressの作業はトークン(利用量)をたくさん使うので、「まとまった作業はMuseに、細かい文章直しはClaudeに」という分担は、無料で使い続けるための工夫でもあります。
AI同士のバトンも起きる
面白いのは、2つのAIの間でバトンが渡ることです。
Claudeに診断してもらったとき、「この直しはMuseにまとめて頼むといいですよ」と、Museへの依頼文までClaudeが用意してくれたことがありました。私はそれをコピーして、Museに渡すだけ。実際に、記事末尾の一文の全記事置き換えや、見出しの統一は、その流れで進みました。
逆向きもあります。Museに作ってもらったInstagramのキャプションを、「もう少し角が立たないように」とClaudeに手直ししてもらったこともあります。
最近は、Claudeのチャットを共有リンクでMuseに見せることもできるようになりました。コピペの手間が減って、行き来がもっと楽になっています。
使ってみて、気づいたこと
大事なのは、AIの文章をそのまま信じないことです。
一度、Claudeに書き直してもらった寮の記事で、1人部屋と2人部屋の料金が逆になって書かれていたことがありました。体験したのは私なので、数字は私が確かめるしかありません。公開前の事実確認は、今も自分の役目だと思っています。
それから、AIは「身代わり」ではなく「伴走者」。これは、遍歴記事を書いたときの私の言葉です。ネタと体験は私のもの。AIは、言葉にしたり、形にしたりするのを手伝ってくれる存在です。
無料枠の様子も、ここ1か月で変わってきました。Geminiは先月から無料枠が制限されるようになって、前より精度が落ちた気がします(1日に何度も使える良さはあります)。ChatGPTとClaudeは精度が落ちない代わりに、利用制限がかかるのが早い。その中でMuseは、無料でできる範囲が広いままなのが、今のところ一番の驚きです。
まとめ
文章はClaude、実行はMuse。どちらが優れているという話ではなく、得意なことが違うだけでした。
無料の範囲で、2つのAIを行き来する。この形が、今の私のブログ運営には合っています。AIの使い分けで迷っている方の、ひとつの実例になればうれしいです。
最後に、ひとつ。私のAI遍歴は、Gemini抜きには語れません。Geminiが無料で大量のトークンをサービスしてくれた期間に、私が何をしてきて、そこから何を得たのか。それは、また後日に、Museに記事にしてもらうつもりです。今回は、ClaudeとMuseに焦点を絞ったお話でした。

