15歳の娘が、約50日間の中国留学へ行きました。
中国の大学が開催するサマースクールへの参加です。
娘にとっては初めての海外留学。
しかも15歳なので、親としては「楽しんできてね!」だけでは送り出せません。
何かあったときに困らないように、出発前にはかなり細かく準備しました。
今回は、実際に我が家が準備したものを、
- 入国審査に備えて準備したもの
- パスポート紛失に備えたもの
- 病気や事故に備えたもの
- 大学登録に使ったもの
- お金・カード類
- 通信関係
- 生活用品
に分けてまとめます。
「本当にそこまで必要?」と思うものもあるかもしれません。
でも、15歳の娘を親元から約50日間離れた海外へ送り出すとなると、我が家では「使わなかったとしても、準備できるものは準備しておこう」という考えでした。
まず、娘の中国留学で取得したビザはX2
今回の留学は約50日間だったため、中国のX2ビザ(180日以内の短期留学)を取得しました。
ビザの必要書類は、ビザの種類や年齢、申請時期などによって変わる可能性があります。
また、現在の公式案内と、実際に我が家が申請した当時の運用が同じとは限りません。
そのため、この記事では「娘の留学時に我が家が実際に準備したもの」を中心に記録していきます。
〈入国審査に備えて〉準備したもの
まずは、入国時に何か確認された場合に備えて準備したものです。
渡航同意書
15歳の未成年が一人で海外へ渡航するので、念のため英文の渡航同意書を用意しました。
ただし、実際の入国時に親の同意書を提出するよう求められたわけではありません。
そもそも「これが必須です」と言われて準備したものではなく、
「何も準備していないよりは、あったほうがいいかな?」
という、いわば気休めに近い準備です。
文面はネットで調べたものを参考にしながら、AIに「両親が最後に署名するだけで完成する英文の渡航同意書」を作ってもらいました。
こういうとき、AIにたたき台を作ってもらえるのは本当に便利でした。
最終的には内容を確認して、両親が署名して完成させました。
両親のパスポートコピー
渡航同意書と一緒に、両親のパスポートコピーも準備しました。
これも入国時に実際に提出を求められたわけではありませんが、未成年の娘が単独で渡航するので、親子関係や保護者について確認された場合に備えて持たせました。
〈パスポート紛失に備えて〉再発行を想定した準備
海外で一番なくしてほしくないものといえば、やっぱりパスポートです。
15歳の娘が中国でパスポートを紛失したら、親が日本からすぐに駆けつけることができない可能性もあります。
そこで、最初から「パスポートをなくしたらどうする?」まで考えて準備しました。
娘のパスポートコピー
パスポートのコピーを2枚用意しました。
万が一パスポートを紛失した場合、本人確認などの手続きに必要な情報を確認できるようにするためです。
戸籍謄本
さらに、戸籍謄本も準備しました。
「パスポートをなくすなんて、そんなことある?」と思いながらも、万が一の再発行などを想定すると、親子関係を確認できる書類もあったほうが安心です。
証明写真2枚
証明写真も2枚用意しました。
この写真は、ビザ申請時にカメラのキタムラで撮影した写真のデータを利用しました。
撮影時にデータをもらっておけば、必要なときにプリントできるので便利でした。
こうしておくと、ビザ申請だけでなく、万が一の書類手続きなどにも利用できます。
もちろん、これらがあればパスポートの再発行がその場ですぐできるという意味ではありません。
あくまでも「もし紛失したら、手続きを進めるための材料を少しでも揃えておく」という備えです。
〈病気や事故に備えて〉
海外旅行保険の契約証
海外で病気や事故に遭った場合に備えて、海外旅行保険にも加入しました。
そして、保険に加入しただけでなく、海外旅行保険の契約証も準備しました。
保険会社の連絡先や契約内容が分かるようにして、娘本人だけでなく、親側でも情報を確認できるようにしておきました。
海外では「保険に入っている」というだけではなく、困ったときに保険会社へ連絡できる状態にしておくことも大切だと思います。
〈大学登録用〉準備したもの
現地の大学での登録や手続きに備えて、次の書類も準備しました。
- 学校の在学証明書(英文)
- DQ表
- 大学入学許可証
航空券関係
航空券については、eチケット控えを準備しました。
スマホでも確認できるようにしつつ、紙でも確認できるようにしておきました。
スマホの充電が切れたり、通信できなくなったりする可能性も考えると、海外では紙の控えも意外と安心です。
お金・カード類
お金関係も、一つの方法に頼りすぎないようにしました。
- クレジットカードの家族カード
- デビットカード
- 日本円の現金
- 中国元の現金
- 健康保険証のコピー
日本円の現金も、中国元の現金も準備しました。
中国ではスマホ決済を利用する場面が多いので、「現金はそんなにいらないのでは?」とも思いましたが、スマホや決済アプリにトラブルがあった場合を考えて、現金も持たせることにしました。
実際、娘は現地でスマホ決済に関するトラブルを経験したので、結果的に複数の支払い方法を用意しておいてよかったと思っています。
健康保険証のコピー
日本の健康保険証についても、念のためコピーを準備しました。
海外で日本の健康保険証をそのまま使うわけではありませんが、本人の基本情報を確認するための資料として、万が一に備えて持たせました。
〈通信〉スマホはかなり念入りに準備しました
今回の中国留学で、個人的にかなり悩んだのが通信環境です。
15歳の娘が海外で一人で生活するとなると、スマホが使えないのはかなり困ります。
そこで、メインのスマホだけでなく、予備まで用意しました。
iPhone13
メインで使ったのはiPhone13です。
日本では楽天モバイルのeSIMを利用し、さらにTrip.comの海外ローミングeSIMも準備しました。
また、中国現地で使用する中国電話番号の物理SIMをiPhone13に挿入し、AlipayやWeChatなどのアプリ登録にも使用しました。
なお、楽天モバイルについては、我が家では国内にいるときからデータローミングをオンにしていました。
iPhone11
予備としてiPhone11も持たせました。
こちらには楽天モバイルの物理SIMを入れて、Wi-Fi環境や非常用として使えるようにしました。
LINEアカウントもあらかじめ開設しておきました。
万が一メインのiPhone13が使えなくなっても、家族と連絡が取れるようにするためです。
iPad
iPadのWi-Fiモデルも持たせました。
こちらは勉強などに使うことを想定していました。
レンタルスマホ
そして、もうひとつ準備したのがレンタルスマホです。
これは完全に緊急用。
現地でスマホ決済がうまくいかなかった場合には、中国電話番号のSIMをレンタルスマホに挿入し、決済アプリの再設定をすることも想定していました。
中国電話番号のSIMとスマホ決済
中国で生活するにあたって、通信だけでなく中国の電話番号も重要でした。
中国電話番号の物理SIMをiPhone13に挿入し、AlipayやWeChatなどの登録を行いました。
日本にいるときから、現地でスマホ決済が使えなかった場合のことも考えていました。
もしメインのスマホで決済がうまくいかなければ、レンタルスマホにSIMを入れ替えて、決済アプリの再設定をする。
そんなところまで想定して準備していました。
実際、娘は現地でスマホ決済のトラブルを経験しました。
最終的には現地サポートの方に対応してもらい、決済を使える状態に戻すことができました。
海外では、「スマホがある=安心」ではなく、「スマホが使えなくなったらどうする?」まで考えておくことが大切だと実感しました。
※通信設定について
我が家では、飛行機に乗る前の通信設定も確認しておきました。
特に海外ローミングを利用する場合は、出発前に自分の契約内容や設定を確認しておくことが大切です。
我が家では楽天モバイルのデータローミングをオンにしていましたが、料金や利用条件は契約内容によって異なるため、同じ設定をすれば誰でも同じように使えるというものではありません。
〈生活用品〉約50日間の留学で準備したもの
最後は、日常生活に必要なものです。
衣類・下着
衣類と下着は、1週間分程度を準備しました。
約50日間だからといって、50日分の服を持っていくわけではありません。
現地で洗濯しながら着回す前提です。
コスメ類
普段使っているコスメ類も準備しました。
現地で買えるものもありますが、肌に合うか分からないものを最初から現地調達するより、使い慣れたものを持たせることにしました。
ドライヤー
220V対応のドライヤーも準備しました。
海外で電化製品を使う場合は、電圧やプラグの形状を事前に確認する必要があります。
常備薬
普段使っている常備薬も持たせました。
海外で体調を崩したときに、いつも使っている薬が手元にあると安心です。
洗濯用品
洗濯用品は、かなり庶民的なものを準備しました。
- 洗濯バサミ
- 洗濯ロープ
- ミニピンチハンガー
なんと、これらは全部100均です。
約50日間の留学なので、現地で洗濯することを前提にしました。
勉強道具
もちろん、留学なので勉強道具も準備しました。
せっかく中国へ行くので、現地での授業だけでなく、空いた時間にも中国語を勉強できるようにしました。
出発前の「万が一リスト」
こうして振り返ってみると、準備の中心にあったのは、実は「荷物」ではありませんでした。
ずっと考えていたのは、
「もし○○が起きたら、どうする?」
ということ。
パスポートをなくしたら?
クレジットカードをなくしたら?
スマホをなくしたら?
スマホ決済が使えなかったら?
病気になったら?
事故に遭ったら?
空港で困ったら?
大学で何かあったら?
そんなことを一つずつ考えていくと、自然と準備するものが増えていきました。
実際には使わなかったものもたくさんありました
もちろん、準備したものが全部活躍したわけではありません。
親の同意書は準備しましたが、入国時にもビザ申請時にも提出を求められませんでした。
パスポート紛失に備えて準備した書類も、幸い出番はありませんでした。
予備のスマホやポケットWi-Fiも、使わずに済めばそれが一番です。
でも、私は「使わなかったから無駄だった」とは思っていません。
何も起こらなかったから使わなかった。
それなら、それが一番いい結果です。
まとめ|海外留学は「起きてから考える」より「起きたらどうする?」を先に考える
15歳の娘を約50日間、中国へ送り出すために、出発前には本当にたくさんの準備をしました。
特に意識したのは、
- 必要書類を準備する
- 本人だけでなく親側にも情報を残す
- パスポート紛失を想定する
- カード紛失を想定する
- スマホが使えなくなることを想定する
- 決済手段を一つにしない
- 通信手段を複数用意する
- 病気や事故にも備える
ということでした。
結果的には、現地でスマホ決済に関するトラブルなどはいくつかありましたが、娘は約50日間の留学を無事に終えて帰ってきました。
出発前は「ここまで必要なのかな?」と思ったものもあります。
でも、15歳の娘を海外へ送り出す親としては、「念のため」を積み重ねておくことも、親にできる準備のひとつだったと思います。
これから未成年のお子さんを中国留学や海外留学へ送り出す方の、準備の参考になればうれしいです。
※この記事は、娘の中国留学時に我が家で実際に準備したものをまとめた体験談です。ビザ、入国、通信、保険などの必要条件や利用条件は変更される場合があります。また、ここに記載したものがすべての留学生に必要という意味ではありません。渡航前には、各機関・サービスの最新の公式情報をご確認ください。


コメント