AIに動画作りをお願いしたとき、私が一番苦労したのは、実は「指示の書き方」でした。
Geminiのときは、まずプロンプト作りから
以前、別のAI(Gemini)で、文字だけのvlog(ブログ風vlog)を作ろうとしたことがあります。具体的に言わないと伝わらなくて、期待通りのものを作ってもらうために、まず「プロンプト(指示文)そのもの」を考える必要がありました。
そのとき実際に使った指示は、こんなものです。
スマホのブラウザで開くだけで動くHTMLコードを作ってください。
・下地は白色で、可愛い薄い方眼紙のような背景にする
・フォントはGoogleフォントの『Zen Maru Gothic(手書き丸文字風)』を読み込んで適用する
・文字が4秒ごとにふわっと浮き上がって切り替わるアニメーションにする
・スマホの画面いっぱいに可愛く収まるカード風のデザインにする
・流したい文字を1枚目から順番に指定する
・コードは画面に出さず、ダウンロードできるHTMLファイルとして渡す
背景、フォント、切り替わる秒数、見た目、出力の形式まで、全部こちらで決めて、言葉にしなければなりませんでした。
振り返ると、文字だけのvlogを作るのでさえ、私がしていたのは「作品を作る」ことではなく「仕組みを設計する」ことでした。作りたい気持ちより先に、技術的な指定が並んでいたのです。
Museのときは、見本と一言だけ
Museにvlogをお願いしたときは、違いました。
渡したのは、イメージに近い画像1枚と、「手書きの文字とイラストが入った、こんな雰囲気で作って」という短い指示だけです。
構成を考えるのも、文字を入れるのも、BGMをつけるのも、カバー画像を作るのも、Museがやってくれました。昨日Instagramに投稿した紹介vlogは、そうやって作ったものです。
直してほしいところがあれば、「ここはこうして」と返すだけ。プロンプトという形に直す作業は、ありませんでした。
その後も同じでした。WordPressの手直しを手伝ってもらった日には、その日の出来事をまとめたInstagram投稿用の動画まで作ってくれました。渡したのは素材と短いお願いだけで、こちらは約23秒の手書きカード風の動画です。
違いは「感じを汲み取るか」
細かい指定ができること自体は、悪いことではありません。デザインを厳密に決めたいときには、詳しい指示は有効だと思います。
ただ、日常の中で何かを作りたいとき、先に浮かぶのは「こんな感じにしたい」という気持ちであって、仕様書ではありません。その「感じ」を汲み取ってもらえるかどうかで、作り始めるまでの距離が、こんなに違うのだと分かりました。
プロンプトの書き方を勉強しないと始められないのでは、私のような主婦には続きません。
正直な注意点
- これは2026年10月に、私が使ったときの体験です。AIはどんどん変わります
- Museでも、細かい希望があるときは、具体的に伝えた方が思い通りに近づきます。「見本を見せる」と伝わりやすいのは、私の実感です
まとめ
「プロンプトを考えなくていい」というのは、怠けているのとは違います。作りたいもののイメージを伝えることに集中できる、ということだと思います。
AI選びの物差しは、性能だけではなく、「自分の伝え方で伝わるか」なのかもしれません。


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