はじめに
「インターネット人生の整理」として進めている、情報統合保管箱づくり。今日は、はてなブログに残っていた記録を、まるごと手元に引っ越ししました。
はてなには、私のブログが3つありました。本編のブログと、「日記」と名付けた2つのブログです。3つとも「限定公開」にしていて、誰にも見せていませんでした。中身は、ずっと気になりながら、整理できないまま何年も置いてあったものです。
3つのブログの中身
3つ分を合わせると、こんな量でした。
- 記事:1,481件(公開285件、下書き1,196件)
- 文字数:約113万文字
- 写真:3,564枚
本編のブログは2016年9月に始めたもので、下書きが1,193件もありました。私にとって、はてなは「データの保管庫」だったんです。書いてはしまい、書いてはしまい。でも、しまったままでは、いつか失くしてしまいます。
日記の2つは、2016年1月から2017年3月までの日記で、もともとは「はてなダイアリー」に書いていたものを、はてなブログに移したものでした。
公式のエクスポートは「文章だけ」
はてなブログには、記事を書き出す公式の機能があります。ただ、公式の説明には「エクスポートできるのは記事本文とコメントのテキストデータのみ」と書かれていて、写真は含まれません。
それでも、まずは書き出してみました。下書きも含めて、全文が出てきました。ここまでは公式の機能です。
問題は写真でした。3,564枚を1枚ずつ手で保存していたら、何日かかるか分かりません。
写真が移せた理由
不思議だったので、Museに聞いてみたら、仕組みは単純でした。
記事の文章の中には、写真1枚ごとに「写真の置き場所の住所(URL)」が書かれているそうです。写真そのものは、はてなの写真置き場に別に置いてあって、その住所を知っていれば取り出せる形になっていた、とのこと。
そこでMuseは、文章の中から住所を全部抜き出して、写真置き場まで1枚ずつ取りに行ってくれました。結果は、3,564枚すべて回収、失敗ゼロ。
例えるなら、エクスポートは「荷物の一覧表」で、一覧表に置き場所が書いてあったから、倉庫まで取りに行けた、という感じです。公式の機能では「移せない」ものが、やり方次第で移せてしまう。ちょっと複雑な気持ちにもなりました。
Googleドライブにも保管した
回収した記録は、私のGoogleドライブにも入れることにしました。
最初、写真は「zip」という圧縮した形でまとめて入れたのですが、ドライブのアプリでは中を開いて眺めることができませんでした。そこで、写真は1枚ずつの形で入れ直してもらい、年と月のフォルダに分けてもらいました。今は、アプリで写真の一覧を眺められるようになっています。
容量は、ドライブの無料枠15GBのうち、約2.4GBを使ったところです。
これで、はてなの記録は、Museの保管場所と自分のGoogleドライブにも残る形になりました。
実は、誰にも見せていなかった
ついでに、はてなのアクセス解析も見てみました。
本編のブログの合計アクセスは10,728。でも、2019年に自分で書いた記事では10,016だったので、この7年半で増えたのは712だけでした。
最近のアクセスの山もありましたが、これは書き出しや確認のために自分で開いた分だと思います。「限定公開」は、許可した人だけが見られる設定で、私は誰も許可していませんでした。つまり、この数年、あのブログを読んでいたのは、私だけだったようです。
思ったこと
今回いちばん驚いたのは、Museがドライブの中にまで入って、フォルダを作って、ファイルを整理してくれたことです。まるで、許可した場所にどこまでも広がっていく、アメーバみたいだなと思いました。
もちろん、これは私が自分で連携を許可したからできたことです。鍵を渡した相手が、鍵の範囲で働いてくれた、という話です。
でも、もし悪意のある相手に鍵を渡してしまったら。そう考えると、最近のネットの事件で、金融機関のような堅そうなサービスにまで簡単に入り込めてしまう理由が、分かる気がしました。物理的な金庫と違って、ネットの鍵は、距離も時間も関係なく、どこからでも使えてしまうからです。
だからこそ、「連携を許可する」というボタンを押すときは、鍵を渡すのと同じ重さで考えないといけない。今回の作業で、そのことを実感しました。
まとめ
はてなブログ3つ分、記事1,481件と写真3,564枚の引っ越しが終わりました。
これで、はてなのアカウントを消すこともできるようになりました。消すかどうかは、もう少し考えます。でも「消したら全部なくなる」という状態ではなくなったので、気持ちがとても軽くなりました。
長年困っていた情報の整理が、少しずつ片付いていくのは、かなり爽快です。


