manao

凹凸フレンズ

「凸凹(でこぼこ)一家の分岐点。難関大に挑む次男と、グループホームへ向かう長女」

(2025年3月21日のブログ記事のリライトです。) はじめに 我が家はいわゆる「凸凹(でこぼこ)一家」です。 知的な凸(高い能力)を持つ次男と、知的な凹(障害)を持つ長女。 この春、我が家には二つの大きな「自立」...
凹凸フレンズ

障害のある娘のグループホーム入所と、弟の大学受験。私が「福祉」に甘えられないと感じる理由

(2025年3月14日のブログ記事のリライトです。) 1. 受験の影で揺れる、もう一人の「自立」 次男の国公立後期発表まであと一週間。不合格だった際の浪人プランも決まり、ようやく私の心に少し余裕が生まれました。 しかし、...
凹凸フレンズ

「よくできる子」の参観日に行かなくなった理由。凸凹一家のわが家が辿り着いた、夫婦の役割分担。

はじめに わが家のカレンダーには、少し変わった「担当制」があります。 知的障害のある長女の参観日や懇談、福祉機関とのやり取りは、主に私。 対して、定型発達でいわゆる「優等生タイプ」の息子たちの学校行事は、主に夫。...
家族

母親は二人いらない ― 姑が埋めてくれた私の「母性」という欠落

その家の中心的役割を果たす女性、いわゆる「ビッグマザー」的な存在。 よく嫁姑の仲がうまくいかずに同居を解消するパターンがありますが、その多くは母親業のやり方での対立や、夫や孫がどちらの肩を持つかという「家族内紛争」が原因では...
家族

母からの長電話と、家族の系譜を巡る独白

昨日は母から電話があり、1時間ほど話し込みました。 数ヶ月に一度のペースでかかってくる母からの電話。すぐに出ないと、母は決まって不安がります。「事故に遭ったのでは?」という心配ではなく、「嫌われて避けられているのではないか?...
家族

人からの過剰な要求に応じないトレーニング:長女との21年で学んだ「境界線」

長女が駄々をこねたり、八つ当たりや癇癪を起こしたりしたとき、かつての私は必要以上に精神を消耗させていました。 少しでも自分を守るために、心理的に距離を置いたり、同じ空間にいて物理的に離れられない場合は、心にバリアを張って感覚...
ライフスタイル

逆らえない「勾配」と、整えていく「余白」 ――2025年、最後の大仕事

今年も残すところあとわずか。 私にとっての今年の「大仕事」は、年賀状でも大掃除でもなく、キッチンの配管掃除でした。 実は半年以上、騙し騙し使ってきた排水の詰まり。 高圧洗浄を頼めば数万円。その出費を惜しんで、ワイ...
ライフスタイル

【ついに決行】iPhoneとネットサービスで終わらせた夫の「年賀状じまい」準備

今回は、半日かけて夫の年賀状の準備をしましたが、これが我が家にとって最後の年賀状になります。 私自身は2017年頃から「来たら出す」スタイルに変えて以来、年賀状のやり取りは徐々に減り、現在10枚以内になり、自然に途絶えつつあります。...
ボランティア

ボランティアという「名札」が、私を自由にしてくれた

ママ友付き合いに疲れた私が、ボランティアで手に入れた「心地よい距離感」 昨年からボランティア活動を始めました。始めたばかりの頃は、「人前で発表(プレゼン)しなければならない場面」に直面し、強いストレスを感じたこともありました。対人関...
家族

【回想】「見えない伸び代」を追い求めた日々を越えて。知的障害児の母として歩んだ葛藤の10年

10年前の自分に、今の私を見せたら何と言うでしょうか。 当時は、長女に障害があるとはっきり認めたくなくて、「まだ伸び代があるはず」と微かな期待を捨てきれずにいました。 伸びるはずのない知能を伸ばそうと、必死に「はっぱ」をかけて...
タイトルとURLをコピーしました