1. 達成感に浸る間もなく、現実に引き戻される中年。
ここ数日、私はある熱に浮かされていました。長年の夢だった自分のブログサイト「niwakatsu.com」の基盤構築に没頭していたのです。
深夜まで夢中でWordPressと格闘し、時にAI(Gemini)に助けられながら、ようやく形になったときの達成感は、まるで一つの山を登りきったようでした。ふと気づけば、目の奥がジンジンと痛むほどの眼精疲労。おそらく、スマホの画面を見続けた代償でしょう。
そして、その疲れが一気に出始めた頃、玄関のポストに「現実」再配達通知が投函されていました。
毎年恒例の健康診断の結果です。
昨年は普通郵便でポストにポンと入っていた気がしますが、今年はなぜか**「簡易書留」**。この配達方法の違いが、開封前から私の胸に重い不安を投げかけてきました。
2. 「要精密検査」の文字がもたらす、デジャヴュとブルー。
恐る恐る封を開けると、案の定、一番目立つ場所に赤字で印刷された**「乳房:要精密検査」**の文字。
思わず「ああ、だから書留だったのか」と納得すると同時に、私の思考は2年前に引き戻されました。そう、あの時も健診で「食道ポリープの疑い」に引っかかり、不安な気持ちで頻回な胃カメラと生検を繰り返したのです。幸い結果は良性でしたが、精密検査の結果を待つ間の不安と、その後も続く経過観察の義務感は、今でもトラウマのように残っています。
今回もまた「精密検査」。不安で頭がいっぱいになり、スマホを見過ぎて疲れた目には、別の不安も。眼底検査の結果には**「両H(0)S(1) 軽度異常」**の文字。つい先日、目の疲れは自覚症状があったものの、まさか健診結果にまで影響が出ているとは。
「きっとスマホの見過ぎだ…」と自分を責めながら、一気にブルーな気持ちに沈んでいくのです。
3. 健康不安という名の「ミッドライフクライシス」。
一念発起してブログサイトを立ち上げ、これからネットで発信していくぞ!と意気込んでいた直後の不意打ちです。
この年代になると、色々な不具合が我が身に降りかかり始めます。まさにミッドライフクライシスの真っ只中。
仕事、お金、家族、そして健康。優先順位を考えさせられます。
• アドセンス合格と健康、どちらを選ぶか? → 迷わず健康。
• お金と寿命、どちらを選ぶか? → もちろん寿命。
ウェブで注目を浴びること、インフルエンサーとして名声を得ること。それは確かに刺激的で魅力的な目標です。しかし、目の奥の痛みや、書留で届く健診結果の前では、**「生身の健康」**が何にも代えがたい最優先事項だと痛感します。
4. ブルーな気持ちを共有することが、私たち世代の「価値」になる。
かつて、ネットで注目を浴びた人は、リアルでも名声を手にしやすかったかもしれません。しかし、AIが文字や絵を簡単に生み出す時代になり、誰もが発信者となった今、デジタルコンテンツの価値は変わりつつあります。
だからこそ、AIには再現しにくい**「生身の人間が感じた、リアルな体験と感情」**にこそ、価値があるのではないでしょうか。
健診結果に引っかかり、不安で病院を検索し、同じ症状を持つ人のブログを読んで安心感を得る。この一連の行為は、中年世代の「あるある」であり、切実な情報ニーズです。
私は今、目の奥の痛みと、精密検査の不安に挟まれてブルーになっています。でも、この「ブルーな気持ち」も含めて、健診の不安、ポリープのトラウマ、そしてそれに打ち勝ってブログを立ち上げようとする奮闘を、niwakatsu.comで正直に共有していきます。
同じように健診結果に一喜一憂しているあなたへ。
私と同じように、ネットの活動に熱中しすぎて目を酷使しているあなたへ。
大丈夫、まずは一緒に健康を最優先にしましょう。
幸い、乳房の精密検査の予約はすぐに取りました。スマホの見過ぎによる眼精疲労も、意識して目を休ませるようにします。
この現実の不具合を乗り越えることこそが、私たち中年の「再活動(niwakatsu)」のテーマになるはずです。
結び
ひとまず、精密検査の結果が出るまで不安は続きますが、まずは体を労りながら、この経験をブログの糧にしていきたいと思います。
【追伸】
もし、私と同じようにFAD(局所的非対称性陰影)や眼底の異常を指摘された方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントで体験談を教えていただけると心強いです。

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