今回は、半日かけて夫の年賀状の準備をしましたが、これが我が家にとって最後の年賀状になります。
私自身は2017年頃から「来たら出す」スタイルに変えて以来、年賀状のやり取りは徐々に減り、現在10枚以内になり、自然に途絶えつつあります。
ここ2〜3年前から、周囲でも「年賀状じまい」の便りが届くようになったこともあり、夫にもプッシュをかけ、今年やっと応じてくれました。もちろん、文言に気が付かずに再来年以降も数枚は届くかもしれませんが、今後は減っていくことでしょう。
📱 郵便局サービスとiPhoneを駆使した「最後の作業」
夫の年賀状は、2015年頃から郵便局のプリントサービスを利用していました。住所録登録や宛名作成をしてもらえるため、とても便利でした。
今回も宛名書きは郵便局にお願いしますが、住所録の確認だけでも3〜4時間はかかりました。
1. テンプレート探しとiPhoneでの差出人入力
いつもは郵便局サイトのテンプレートを利用していましたが、今回は「年賀状じまい」用のテンプレートが見当たらなかったため、無料で利用できる外部のテンプレートを探しました。
郵便局の宛名書きサービスでは、差出人の入力はしてもらえないため、裏面に差出人の入力ができるテンプレートを探す必要がありました。
• 最初はWEB上で編集できるサイトを試しましたが、うまく文字が入力できず断念。個人情報登録必須で、住所や名前を無駄に登録してしまった形になりました。
• 最終的に、個人情報登録不要で無料で使えるテンプレートをiPhoneのファイルに保存し、iPhoneの「マークアップ(Markup)」機能を使って、差出人情報を直接入力しました。
2. データ入稿で完了
仕上がったテンプレートを、郵便局ネットプリントのデータ入稿に入れ込み、無事に最後の年賀状の準備が完了しました。
📅 私が「年賀状じまい」を決意した理由(2017年当時)
この記事を書くに至った背景として、過去にブログで書いた私の年賀状に対する考えを引用します。この考えがあったからこそ、数年越しで夫の年賀状もやめる決断に至りました。
専業主婦で人付き合いが苦手な私にとっては、年賀状だけでつながる相手との年賀状のやりとりが、負担になっていました。兄が42歳で亡くなったことや、同年代の方の訃報を耳にする機会も増え、私も自分の寿命について考えるようになりました。
(中略)そこでまず私宛のものだけに関してですが、1〜2年以内に年賀状のやり取りをやめようと考えています。
年賀状だけでつながる相手様への対応で困るのが、お互いに不幸があった時の葬儀への対応だと思うんです。私に何かあった時には、葬儀に夫と子供と義親だけの参列で家族葬にして欲しいと考えています (中略)上記の記事を読む限り、個人間での年賀状のやり取り自体は、然程減少していないようですね。ということは、私が年賀状を廃止しようとする行為は、少数派となり、非常識と受け取られかねないという覚悟の上で実行しないといけませんね。(2017年11月21日の記事より)

✂️ プリンターを処分しネットサービスを利用するメリット
夫の年賀状を郵便局に注文し続けていたのには理由があります。以前は年賀状作成くらいにしかプリンターを使わなかったため、インクが詰まって故障し、新調することを繰り返していました。インク代も高価で、プリンターの維持費も結構かさみます。そのため、割高にはなりますが、宛名書きサービスを利用した方が、長い目で見るとコスト減になるし安心感もあります。
しかし、今回で年賀状のやり取り自体が終わりとなり、長年の負担から解放され、スッキリしています!


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